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【台湾のコロナウイルス対策】罰金を逃れようとした夫婦の顛末は?

台湾のコロナウイルス対策をご紹介しております。

今回は、コロナ対策の罰金を支払わず国外へ逃げようとした例。

いったいどんな事になったのでしょう。

台湾のコロナウイルス対策では罰金もあり

 

台湾でのコロナウイルス対策では・・・

おきてを破ると罰金が科されます。

 

日本の要請どまりとは大いに違いますね。

強制力があるんです。

 

例えば・・・・

14日間の在宅検疫というものがあります。

コロナの流行っている国から台湾へ入ろうとした場合。

台湾人だって14日間は自宅でじっと我慢です。

 

しかし・・・・

これを破ると・・・・

罰金があるんです。

 

その額は・・・

なんと15万元。

(約54万円)

けっこーな額ですよね。

 

ホントに払わされるのか???

実は、この罰金を逃れようとした人がおります。

罰金を免れることは可能なのか?

 

14日間の在宅検疫を課されていたのは・・・

韓国人のご夫婦。

 

時は2020年2月25日。

高雄国際空港から台湾入りしたのです。

その際、高雄市内のホテルに14日間滞在していなければなりませんでした。

この決まりをあっさり無視!!

外出してしまいました。

 

二人には、それぞれ15万台湾元という罰金が科されたのであります。

(二人合わせて約110万円だって・・・・(;'∀') )

 

この夫婦には法務省から何度も連絡を試みたようですが・・・

検疫機関を終えてすでに部屋も引き払い、携帯電話の電源もOFFのまま。

まったく行方不明でしたと。

 

このまま罰金を払わずに国外へ出るつもりだとみた法務省。

この2人の出国を制限する措置を取り、空港で見張っていたのです。

 

そうしましたら・・・

やってきました。

3月2日、台湾桃園国際空港で!!!

出国しようとしている所を捕まるのです。

 

出国時の二人の所持金は・・・・

なんと現金が1400元のみ(´・ω・`)

日本円で5千円です。

後は、土産や衣類のみ。

 

なんと法務省は手持ちの1000元を罰金の一部として差し押さえ。

のこりの約109.6万円も払わなきゃなりません。

全額払わないと帰国できないという事。

 

これは、単なるおどしではないようですよ。

台湾は本気なのです。

事例はまだある!

 

今度は東南アジアから戻ってきた台湾人の話。

2020年3月23日の事です。

やはり彼も、2週間の隔離が義務付けられておりました。

ところが、クラブへ遊びに行ってしまったのです。

 

罰金はなんと!!!

100万台湾ドル

(約360万円)

 

巡回中の警察官に見つかっちゃったのです。

あーーあ、やっちまったなぁ~。

 

現在、隔離されている方たちは携帯GPSで監視されているんだと。

携帯メッセージも活用。

自宅を離れるとすぐさま警察がやってくるシステムなのです。

これはおとなしくしている方がいいですよね。

 

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