台湾に東欧の国チェコから上院議員が訪問団を引き連れてやってきたのです。
いったいどうして大きなニュースになるのでしょう。
その意味とは?
そもそもチェコってどんな国なのでしょうね。
その辺を調べてみましょう。
台湾にチェコ上院議員がやって来た!
異例の台湾訪問 チェコ上院議長ら約90人 中国反発 米国評価 #nhk_news https://t.co/YEuy5p0jYs
— NHKニュース (@nhk_news) August 30, 2020
ついこの間、米国からアザー厚生長官がやって来たばかり。
その時も結構な話題になりましたよね。
細かい様子の記事は下にリンクを貼っておきましょう。
今回はチェコ共和国からビストルチル上院議長がやって来たのです。
上院議長と言えば・・・・
チェコでは大統領に次ぐ地位。
とってもエラー――い方なのですよ。
それも一人で来たわけじゃありません。
なんと90人もの訪問団を連れてやって来たのです。
地方首長である首都プラハのズデニェク・フジブ市長も一緒。
上院議員さんらも含まれているようで総勢で約90人!!!
チェコの民主化を実現させた1989年「ビロード革命」以降では最大レベルの訪問団なのです。
そもそもチェコは台湾とは国交がありません。
なのに・・・・
なのにですよ!!!!
こんな大きな訪問団がやってくるって事は!!!
台湾の国家レベルとしての地位を認めた事になるのでしょう!
これを聞いて気に入らない国があります!!!
そう世界の覇権を狙う!!!
中国であります。
そもそもチェコ共和国は中国と国交があるのです。
それなのに・・・・
中国の意向を無視して台湾を国として認めちゃいました。
これには中国も黙っていられませんね。
「両国関係の政治基礎を下心をもって破壊するもので、卑劣な行為を厳しく非難する」
「『一つの中国』の原則を順守し、台湾に関する問題を正しく慎重に処理するよう強く促す」
中国の声明
これから何らかの揺さぶりをかけてくるに違いありません。
アザー厚生長官の時のように戦闘機がうろつくのか????
戦艦がうろつくのか????
まだ分かりませんが・・・・
なにかしらやってくれる事でしょう。
いややってもらっちゃ困りますけど・・・・・
穏便にお願いしたいところです。
チェコ共和国って?

東欧のビールの国なんです。
もともとはチェコスロバキアと言いました。
でも二つにわかれたのです。
なので、隣にスロバキアという国がありますよね。
ソ連の圧政から自由を勝ち取ったチェコ!
やはり台湾に通じるところがありますよね。
台湾も大国である中国の圧力に抵抗しなきゃなりません。
両者とも相通じるところがあるんです。
今回のいきさつにはチェコと中国の過去の出来事が関係しているみたいですね。
訪問しているビストルチル氏の前任者であるクベラ氏。
昨年、クベラ氏が訪台を約束していたのです。
ところが中国がクベラ氏を脅迫!!!
結局、クベラ氏は2020年1月に急死してしまったのです。
ビストルチル氏は就任してからクベラ氏の遺志を引き継ぐ事を明言。
その訪台が現実となったのです。
中国とチェコを絡めて台湾の「一つの中国」問題もなかなかおさまりそうにないですね。
米国からアザー厚生長官がやって来た時の記事はこちらからどうぞ!