台湾に米国の使者としてアザー厚生長官がやってきました。
これに猛反発しているのが中国なのです。
さらに中国は香港への締め付けを強化!
いったいどうなっていくのでしょう。
どうなる台湾!米アザー厚生長官の訪問
米国のアザー厚生長官は蔡英文総統との会談で、台湾に対するトランプ大統領の「強い支持」を伝達しました。中国の激しい反発を予想しながらも、あえて米高官が訪台に踏み切った背景とは。https://t.co/C9GYf5lVT7
— 毎日新聞 (@mainichi) August 10, 2020
李登輝氏の亡くなったばかりの台湾。
悲しみに暮れる中・・・・
協力な助っ人がやって来た!!!
米国のアザー厚生長官だ!!!
厚生長官ということですから・・・・
表向きはコロナウイルスで成功を収めている台湾の医療や衛生分野との交流。
でも、それは真意ではなさそう。
だってトランプ大統領がコロナ対策で台湾に助けてもらおうなんて・・・
これっぽっちも思ってないですよね。
台湾と米国は、1979年に国交断絶していたのです。
それ以来、台湾へやって来た高官としては最高クラス!!
しかも6年ぶりの閣僚級!!!
そして2020年8月10日。
蔡英文総統と総統府で面会。
そこで話された内容はコロナウイルス関連にとどまりません。
なんと!!!
台湾の民主主義をたたえ・・・
トランプ大統領からの強い支持と友情が送られたのです。
これはもう米国は台湾の事を・・・
国として認めているという事です。
とりわけ米国はWHO脱退を表明しております。
そんな中での新たな枠組みを模索しているようでもあります。
WHOに入れない台湾がひとつの選択肢となるのでしょうか。
さて・・・・
これに怒り狂う???
のが中国なのです。
中国が超反応!
周庭氏、国安法違反で逮捕 香港 https://t.co/IER9iJi51r
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 10, 2020
中国も黙っておりません!
「一つの中国」の原則をアメリカが破ったと猛反発!!
厳正な申し入れを米国に!!
台湾というところは地政学的に重要な位置なのです。
「第一列島線」
これは中国にとって戦略上重要な海上のラインです。
第一列島線とは・・・
沖縄から尖閣諸島、フィリピンからボルネオ島までを結ぶ海上ラインのこと。
左の赤ラインが第一列島線
中国が海上を制するにはどうしても必要なラインなのです。
ここを突破しないと外洋へ進出できませんからね。
台湾が軍事演習を行えば・・・
中国側も「身の程知らずだと」反論。
両社ともやる気満々のご様子!
実際、中国はアザー厚生長官の訪問に合わせて戦闘機を台湾海峡へ飛ばしています。
台湾の空軍司令部は、ミサイルで戦闘機を監視。
警報と共に、巡回機も出たのです。
台湾空軍司令部は・・・
「中国機による故意の侵入で、台湾海峡の現状を破壊する行為」
「地域の安全と安定を深刻に破壊している」
と中国を非難!!!
一発触発ともいえる状態です!!!
しかも中国の反応はそこにとどまりません。
香港へも向けられます。
なんと、民主化の女神「周庭氏」を国家安全法違反容疑で逮捕しちゃいます。
さらに・・・・
「リンゴ日報」という民主派の新聞創業者である・・・
えい智英氏も逮捕!!!
まさに脅しと言える様々な反応を繰り広げました。
どうなる台湾!!!
2020年8月12日追記
周庭さんとりあえず保釈されましたが・・・
拘束中にずっと頭の中に浮かんでいたのは
「不協和音」
だっとか。
【保釈】周庭氏、日本からの応援に感謝https://t.co/AbmXFmPKvP
日本のSNS上で支援の動きが広がったことに感謝すると表明。また拘束中、信念を貫き抵抗する意志を歌った欅坂46の『不協和音』が頭の中に浮かんだと話した。 pic.twitter.com/pfNO6gmfWK
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 11, 2020