故宮博物館が台北と嘉儀の南北に別れているのは先回お話ししました。
でも南院にはいったい何があるのでしょう。
チラッとお見せしちゃいたいと思います。
しかも、part1です。
故宮博物館の南院には何があるのか?
故宮博物館南院
故宮博物館が台北と嘉儀の南院に別れました。
いったいこの南院に何があるというのでしょう。
でっかい建物の中にどんなものがあるのか皆さんにちょっとだけ公開しちゃいましょう。
故宮博物館南院で見た個人的おすすめの品
これ何に使ったんでしょうね。
でっかいビールジョッキのようにも見えますが。
てか、お茶を注ぐんでしょうけど。
小窓があって絵が描かれてますよね。
上が鳥の絵なんでしょうか。
真ん中は子供と母親かな。
下は花のようです。
そして、黄金の縁取り。
すっごいですね。
こんなのでやっぱりビール注いで欲しい・・・
続いては彫刻・・・
腕も足ももげてますが・・・
この彫刻どうです?
確かにボロボロですね。
腕も足も・・・
それでも伝わってくる体の柔らかい線。
女性を思わせるようなきめ細やかな肌。
肩の線やくびれぐあい。
菩薩らしいです。
7世紀ころの作品と書かれてありました。
続くは、黄金の剣!
玉柄短剣
17~19世紀に作られたものらしい。
なんともきらびやかな剣。
これ戦いに持っていったら、傷つかないように気を使って戦いになりません。
剣を抜くよりも・・・
太陽光に反射させて目くらましって方が効果的???
南院にある誕生仏のアラカルト
誕生仏
これおもしろいですね。
誕生仏。
「天上天下唯我独尊」のポーズでしょうか???
アジア中にその仏像があるんです。
故宮博物館南院の誕生仏では一番大きいのがこちら
52.3㎝もあります。
そして、下のちっちゃいのが・・・
日本のです。
サイズは16.5センチ。
ちょっとかわいい感じになっちゃってますが。
この誕生佛は、江戸時代らしい。
故宮博物館南院の織物
刺繍一杯のカーペット
刺繍が細部にまでほどこされております。
イヌなのか狼なのか周りに縫い込まれています。
その枠の中には人間や馬、鳥などのモチーフが。
当時の人々の暮らしと動物のかかわりが描かれているんでしょうかね。
かわいいポシェット
昔っからポシェットってあったんだなと思わせるもの。
柄も花柄のようです。
ゲテモノカーペット
サソリ、蛇、トカゲ、ムカデなどのありとあらゆるゲテモノが刺繍されてます。
この上で眠りたくないですね。
なんか出てきそう・・・
染物もあります。
男性婚礼用刺繍の帯だそうです。
アジアが中心ですが、故宮博物館南院にはまだまだ面白いものがありますよ!
引き続き次回もご紹介いたします。
故宮博物館南院シリーズ