2020年7月30日97歳で死去されました。
その後、それぞれの国から反応がありました。
日本は?米国は?
そして・・・
中国はどうだったのでしょう???
調べてみましたので御覧ください。
【李登輝 氏死去】日本やアメリカの反応は?
笑顔の李登輝氏、安倍晋三氏。2010年10月31日、台北市の李氏の自宅で pic.twitter.com/gpiErW1jbr
— 台湾ニュース@中央社フォーカス台湾 (@focustaiwanjapa) July 31, 2020
李登輝氏の死去を受けて即座に安倍晋三首相も反応をしました。
2020年7月31日に・・・
首相官邸で会見を開きました。
「日本と台湾の親善関係、友好増進のために多大なご貢献をされた方」
「常に日本に対して、特別な思いで接してこられた」
「多くの日本国民は格別の親しみを持っています」
「痛惜の念に堪えません」
「誠に残念でありますが、改めて心からご冥福をお祈りいたします」
などと述べました。
日本の総理として、哀悼の意を表したのです。
実際に李登輝氏の台北自宅を訪れているみたいです。
米国務長官のコメント
ポンペオ米国務長官もコメントを発しております。
7月30日にこう言っております。
「最初に民主的に選ばれた総統として、台湾を経済的繁栄、開放性、法の支配の新時代に導いた」
「政治的、経済的価値観を共有し、米国と台湾との絆と、台湾の活気あふれる民主主義を強化し続けていく」
李登輝氏の活躍をたたえ、弔意を表したのです。
さて、一方で中国の反応はどうだったのでしょう。
気になりますね。
【李登輝 氏死去】中国の反応は?
台湾の李登輝元総統が30日、逝去されました。「台湾民主化の父」であり、公に奉ずる「日本精神」を説き続け、日本人に自信と誇りを取り戻せと訴え続けた偉人です。
日米台は偉業を称えましたが、中国メディアは酷評しました。#李登輝#死去#日本精神#日米台は偉業を称え#中国メディアは酷評 pic.twitter.com/h5jsAaHfpf— こちら夕刊フジ編集局 (@yukanfuji_hodo) July 31, 2020
これが全く違う反応なのです。
李登輝氏の死去に関して・・・
「『台湾独立』は袋小路だ。
国家統一は歴史の大勢であり、いかなる人物、勢力も阻止できない」
(台湾政策担当の国務院台湾事務弁公室(国台弁)の朱鳳蓮報道官)
と全く李登輝氏に関しての追悼を感じることのできない発表でした。
国営新華社通信は何と伝えたのか????
なんと!!!
李登輝氏の死去を実に短く伝えて終わりました。
そして、総統という称号は使わずに・・・
「台湾当局の元指導者」
と表現したのです。
インターネットやメディアなども・・・・
「中華民族の罪人」
と呼んだり・・・・
中国紙「環球時報」なんかは・・・・
李氏が・・・・
「台湾に祖国分裂の根を植えた」
と非難轟々ですね。
「民主の衣をかぶった『台湾独立』」
とか・・・
李登輝氏の成した事をすべて否定!!!!
「中国の歴史に長い汚名を残す」
とまで言ってのけちゃいます。
散々な言われようなのです。
やっぱり中国から見れば反逆者扱いなんでしょうね。
日本や米国から見れば「民主化の父」と。
これほど見る立場が変わると評価が変わるってのも・・・・
絶対的な評価というものは存在しないのでしょう。
こっちから見ればいい人だけど・・・・
あっちから見ると悪い人。
確かに我々の身近な人間関係にもありそうです。
李登輝氏の記事はこちらもどうぞ。