政治

中国のお隣である台湾でコロナウイルス患者が少ないのはなぜ?

コロナウイルスが猛威を振るっております。

日本ではもう感染者が228人を超えました。

(ダイヤモンドプリンセスを除く数)

では、台湾の感染状況はどうして少ないのでしょう?

ちょっと調べてみましたよ。

台湾のコロナウイルス対策で蔡英文 総統の支持率爆上げ

 

現在の台湾のコロナウイルス感染者は・・・

39人(2020年2月29日現在)

45人(2020年3月6日現在)

[1週間でプラス6人〕

 

日本がすでに228人(2月末)であることを考えますと・・・

〔420人(3月6日)になってます!1週間で+192人〕

かなり少ないのではないでしょうか。

 

だって台湾と言えば・・・

中国のすぐ隣ですしね。

香港なんて目と鼻の先ですよ。

 

中国人の行き来も多いはず。

そんな国で・・・

この人数なのには訳があります。

 

それは・・・・

蔡英文 総統

(さいえいぶん)

の手腕によるところが大きいと。

 

今回の感染対策にて・・・

支持率が68.5%から75.3%へと爆上げしているのです。

 

確かに早い対応がなされております。

まだ感染者が出てないうちから新型コロナウイルスを「法廷感染症」として注視し・・・

「指定感染症」としたのも1月28日。

 

学校は早々と春節の休みを延長させておりました。

更には、感染者が一人学校から出たら学級閉鎖。

2人でたら学校閉鎖という明確な指針も打ち出しているんです。

 

最初はちょっとやりすぎじゃ?

という批判もあったようですが・・・

それも今になってみれば支持率の爆上げという形に変化しているんですね。

 

そしてもう一人の立役者がいるのですが・・・

台湾のデジタル大臣・唐鳳氏

 

このオードリー・タン(唐鳳)氏

 

世界から注目を集めているのです。

 

現在38歳。

経歴は・・・

8歳でプログラミングの勉強。

14歳で中学を中退して・・・

15歳でITで起業します。

その後、トランスジェンダーであることを公開。

36歳で入閣。

IQは180という超天才なのです。

 

この方が感染対策症で超活躍してるのです。

 

どういう対策かと言うと・・・

まずはマスク問題を解決。

マスクの輸出、持ち出し、転売の禁止。

実名制を導入し、7日間で2枚の購入に留めます。

マスクの在庫データをネット上で公開して、地図上で一目瞭然とするアプリを無料配布。

感染しやすい職業の人たちにマスクがいきわたるようにも配慮。

 

こんなリーダーが台湾には揃っているのだ。

コロナウイルスをこのまま防ぐ事ができるかはこれからも見ものです。

 

台湾の総統についてはこちらもどうぞ。

台湾の総統選【2020年1月11日】予想と結果発表はこちら!

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