いよいよこの1月11日は・・・
4年に一度の台湾の総統選です。
このタイワンズでも無視できない内容ですよね。
では・・・
「台湾の総統選【2020年1月11日】予想と結果発表はこちら!」
という記事をご覧ください。
台湾の総統選って?現職は?
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がんばれ、蔡英文総統!◆台湾総統選、最終盤も蔡氏優勢 中国圧力、米援護射撃で防御https://t.co/t72M0Vrb5F
11日に投開票が迫る台湾の総統選は、対中強硬路線の与党・民主進歩党(民進党)現職の蔡英文総統(63)が優勢を維持したまま最終盤に入った。 pic.twitter.com/J2IFG48NFi— ✿「風 Ⅳ」✿ (@eSpHpmjgIyhIrDY) January 4, 2020
台湾では国家元首となる・・・
「台湾総裁」
4年に一度の国民の直接選挙で決まるのです。
ですから国民の支持率がそのまま結果に反映されやすいですよね。
現在の台湾総裁は・・・
蔡 英文
(さい えいぶん)
総裁としての任期は・・・
2016年1月16日から始まりました。
初当選ながら2位との差は300万票以上!!
圧勝で台湾初の女性総統が誕生したのです。
2020年1月に任期満了に伴い選挙となるわけですね。
この蔡英文氏が再び総裁選に挑むのであります。
政党は、民主進歩党に属しております。
(いわゆる民進党)
自由主義をモットーに(リベラル)中国による支配を断固拒否。
この方の生い立ちもなかなかのものです。
父親が4人の女性と家庭を持っていたと言うのですから!
もちろん子供がたっくさん。
合わせて11人も。
蔡英文はその中の末っ子というのです。
この父親の勧めで・・・
学歴もスゴイ。
- 国立台湾大学法学部卒業
- アメリカのコーネル大学ロースクールで法学修士
- イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで法学博士
その後、帰国して国立政治大学と東呉大学の教授と。
この4年間、労基法改正、年金制度改革、少子化対策など成果を上げてきました。
しかし、その一方で中国とは距離を置いてきたために批判も受けてきたのです。
蔡英文に対抗するのは・・・
台湾の総統選が間近に迫った。共産主義に抵抗する蔡氏の当選を心から願う。対抗馬の韓氏は政治を避け, 専ら中国のように金持ちになろうと訴える。大多数の国民が虐げられても自分を含む一部のエリートが豊かになればいい, お上の言うことを黙って聞けということだ。 pic.twitter.com/OaJJWNRJcU
— 佐倉友蔵 (@WBCBe6CcYteOhjE) January 6, 2020
相対する候補者は・・・
韓 国瑜
(かん こくゆ)
現職の高雄市長なのです。
経済的な意味から中国との結びつきを強化する方針を立てました。
政党は・・・
中国国民党
ですので、今回の総統選は非常に分かりやすい図式になってますよね。
中国とくっつくのか?
あるいは離れるのか?
という事でしょう。
くっつくべきと主張するのが「韓 国瑜」
離れるべきと主張するのが現職「蔡 英文」
という図式です。
そして支持率としましては・・・
蔡英文がかなり上回っているのです。
つまり、中国とは距離を置くべきとする人が多いのです。
蔡英文に追い風の理由
台湾で強まる中国への反発:香港になるな
総統選を控えた台湾で、香港デモが中国本土への反感を強める役割を果たしている #台湾 #中国 https://t.co/bGSw260hfY— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) January 9, 2020
それは一言で言えば・・・
香港デモ
中国とくっついた香港のケースは台湾人にとっては他人事ではありません。
香港は距離的にも近いですしね。
習近平が唱える一国二制度。
この「一国二制度」の結果はもう香港で見たと言う訳です。
多くの国民が軍による弾圧をうけるニュースを見て・・・
台湾では一気に蔡英文の支持率が上がりました。
それまでは中国との結びつきで経済的恩恵を主張した韓 国瑜がリードしていたのに一気に抜かれてしまったのです。
さて、総統選の結果はいかに・・・
このまま蔡英文が逃げ切るのか????
韓 国瑜が何らかの手を打つのか???
中国の妨害が生じるのか???
台湾総統選の結果
最終的な結果は11日未明に加筆いたします。
実は、投票日の10日前からは世論調査の公開が禁止となっております。
12月の最終のポイントでは・・・
- 蔡英文が45%
- 韓 国瑜が29%
というこでした。
その差は16ポイント。
さて、結果はこのとおりに行くのでしょうか???
1月11日の結果から目が離せません。
1月11日結果が出ました。(追記)
やはり予想どおり蔡英文が再選を果たしました。
なんと800万票超の史上最高当選だそう。
これで台湾は中国と距離を取る方向へ流れることとなるのでしょう。